・「ジョブコーチ」は、会社で働く「障がい者」と「企業」の両方を支援する支援者です。
・障がい者が会社に就職したり、継続して働く際に、ジョブコーチのノウハウは、非常に役に立ちます。
・本会は、約10年前から、厚生労働省の指定を受け、「ジョブコーチ養成研修」を主催しています。
(全国で、本研修会を主催している民間の団体は、6ヶ所あります。東京以北は、名寄だけです)
・本研修会には、福祉施設の職員さんたちが受講する「訪問型ジョブコーチ」と
企業の従業員さんたちが受講する「企業在籍型ジョブコーチ」の2種類のコースがあります。
・今年度は、令和元年5月に開催し、45名の方々に受講いただきました。
・次年度は、令和2年5月に、名寄市立大学を会場に開催する予定です。(詳細につきましては、令和2年3月に
本会ホームページに掲載する予定です)
・ご不明な点がありましたら、本会事務局まで、メールでお問合せください。
< 受講者の声 >
・専門性を持った大学の先生方や、実際の現場や最前線で活躍されている方々の、リアルでタイムリーなお話が
聞けて、非常に勉強になりました。
・1コマ目に、松為先生の講義があったのは、とてもよかったです。「ジョブコーチ」が、どういう立場で、
どういう支援ができるのか、どういう気持ちで何を目指すのか等、グッとギアが入る感覚がありました。
・最初、42時間のカリキュラムを見た時は、盛りだくさんで耐えられるか心配でしたが、毎日、時間が経つのが
早く、充実していました。
・内容の濃い講義と演習で、とてもよかったです。演習のグループワークでは、ほかの受講者の見方や考え方に
触れることもでき、非常に勉強になりました。
・座席配置が適度に行なわれたので、多くの受講者の方々と交流することができました。福祉施設の方々との交流
は、企業側にとっては、普段、あまり機会もないので、貴重な機会となりました。
・どの講師からも熱意が伝わり、ジョブコーチの重要さがわかりました。普段の仕事にも、役立つことが多く、
今後、私も、熱意を持ってしっかり取り組んでいこうと、気持ちをあらためることができました。
・アイスブレイクに始まり、終始、リラックスさせていただき、過ごしやすかったです。
・ジョブコーチの研修は、とてもつらいと聞いていましたが、なよろ地方職親会さんの研修は、アットホームで
毎日が楽しい時間でした。
・なよろ地方職親会の事務局の方々のご配慮のおかげで、雰囲気も和やかで、6日間の研修を楽しく学ぶことが
でき、とてもよかったです。「名寄ロス」があるかもしれません(笑)
「職親会(しょくおやかい)」とは、障がい者雇用についてのさまざまな取り組みを行なう事業主(会社の社長さん)の会です。全国的には、めずらしいのですが、北海道には、約20ヶ所の町に職親会があり、何十年も前から活動をしています。
職親会の主な活動は、
・会社で働いている障がい者の方の「永年勤続表彰」
・養護学校の生徒さんの卒業をお祝いする「はげます会」
・会社で働いている障がい者と会員企業の方の「交流会」
・各種研修会 などです。
名寄の職親会については、ジョブコーチの養成にも力を入れており、約10年前から名寄市立大学と連携して、「ジョブコーチ養成研修」を主催しております。
また、「障がい者の就労支援」のすそ野を広げるために、初心者向けの研修会「ジョブコーチについての基礎研修」や、ジョブコーチ養成研修の修了者のスキルアップのための「フォローアップ研修」なども開催しております。